1978-02-27 第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
いろいろ思わぬ負担を地元にかけて、もしも堆積場が再度決壊したらば、沼津湾、中でも内浦湾の漁業被害が想定される。そういうことを県民は非常に不安に思っております。 私はここで責任論を云々いたしませんけれども、少なくとも行政の長としてこれを何とかしたいというお気持ちがあるならば、いま私が指摘したような問題すべてについて、少なくとも県民の不安が解消するような万全の対策を講じていただきたい。
いろいろ思わぬ負担を地元にかけて、もしも堆積場が再度決壊したらば、沼津湾、中でも内浦湾の漁業被害が想定される。そういうことを県民は非常に不安に思っております。 私はここで責任論を云々いたしませんけれども、少なくとも行政の長としてこれを何とかしたいというお気持ちがあるならば、いま私が指摘したような問題すべてについて、少なくとも県民の不安が解消するような万全の対策を講じていただきたい。
最近御承知の通り、大きな船が入らなければならぬ、石油のタンカーにいたしましても、あるいは鉄鋼専用船というようなものを作れば、非常に大きなトン数、タンカーのごときは十万トン以上のようなタンカーが入ってくるということになって参りますと、既設の港湾、過去の観点における港湾だけが必ずしも有効に利用されるとも考えられないわけでありまして、御承知のように、アラビヤ石油が一応計画して取りやめになりましたけれども、沼津湾
あるいは産業立地の上からいって、これはまだうわさでございまして、事実実現するかどうかわかりませんが、たとえば沼津湾は非常に深くて、十万トンくらいのタンカーを入れるなら、あそこの港が非常にいい。ところが背後地が工業地としてない。ところが近ごろはトンネルを掘る技術が簡単な——簡単なと申しても何ですが、比較的楽にできる。